本年度5回目のRice Field Seminarを開催しました。本日は3課題です。「簡易な土壌分析にはどんな装置を使いますか?( 三島先生:附帯施設農場 )」、「与謝野町の水田土壌で測定した可給態窒素:続報(渡辺先生:土壌圏システム学」、 「米ぬか施用がナツヒカリの生育に与える影響:速報(関谷:国際資源植物学)」。今回は発表を短時間に抑え、大半の時間を議論に費やす形式を取りました。そして、土壌分析法、特に地力の評価方法について色々議論することができました。これは昔から大きなテーマであり、今も明快な答えの出ない難問です。当然、今回のSeminarで結論が出るわけもないのですが、人工的なモデル系でお茶を濁さず、実験圃場と生産者圃場の両輪で知見を積み重ねる努力が重要ではないかという認識を共有することが出来ました。
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