本年度4回目のRice Field Seminarを開催しました。中央農業研究センターの水本さんからは、暖冬年にコムギを早播きした場合に発生する過繁茂および減収の問題を、追肥重点型施肥で回避できないかという研究内容を紹介頂きました。実は、この研究課題には昨年まで私の研究室に在籍していた学生が少し関わっていました。また、フューチャーアース学の院生からは、ドローンで撮影した画像をDigital Surface Modelで解析し、イネの草高を推定する手法を紹介して貰いました。さらに、私の指導する院生が、ケニヤで栽培した陸稲品種が出穂期以降の水欠乏に対して如何に反応するかを紹介しました。Rice Fieldの現場では出穂期を迎えて皆さん忙しくなっており、なかなか全員が集合できませんが、何はともあれ継続が重要です。
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