農家圃場での調査研究では、環境を制御できないことに起因する困難が連続。そうした困難を強いるからには、指導教員として解決策を持ち合わせているべきだが、こちらも暗中模索。農家圃場での調査研究は世界的にもその重要性が指摘されているが、科学論文を発表するという目先の利益に負け、多くの研究者が倦厭しているフロンティアのような世界。今年、彼女たちの努力により農家圃場での調査結果2報を投稿することが。まだ査読途中で予断を許さないが確実に研究領域が広がっている。彼女たちにはこの経験を次の世界で存分に活かして欲しい。