栗真町屋町の皆さんと田原市を訪問しました。

栗真町屋町の皆さんと愛知県田原市の和地太田地区を視察してきました。太田地区は農地中間管理機構(農地バンク)の事業を利用して、飛び地の集積化および 水田の畑地化に取り組んでいます。農地バンクを介した土地賃借の殆どのケースが水田で成立しています。土地集積を目指す場合、換地の契約をどうするのか?という問題もさることながら、排水路や畦畔の再造成などにともなう諸手続きや造成予算をどうするのか?という大きな問題が発生します。これまでの農地バンク関連事業では、水田集積において問題解決策の事例が積み重ねられてきました。しかし、栗真町屋町の耕作放棄地で目指している畑地集積には、これまでの事例とは異なる諸手続きが必要になりそうだということが、協議会の議論で明らかになってきました。そこで今回は、畑地の集積に取り組む太田地区を視察し、その経験から参考情報を入手しようとしたわけです。視察時、約20haの乾田から除伐および伐根された樹木の山が幾つも積み上げられ、耕作放棄地を再生している様子を実感できました。意見交換会では、事業開始後に発生した様々な問題についても率直にご披露頂き、様々な点で参考になると同時に考えされる視察でした。

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