2025年7月31日　午前中、ちょうど1年前にガーナに到着した先輩隊員による中間報告に出席。それぞれの任地で試行錯誤しながら活動し、ガーナ人との接し方にも慣れてきた様子がうかがえた。私も1年後、彼らのように活動報告をするんだというイメージすることができたが、同時に今後の不透明さに不安な気持ちもよぎった。
午後は2枚目のsimカードを購入しにアクラモールへ行った。事務所からアクラモールは近く徒歩で行った。その間、4～5人ほどの子供に初めて物乞いされた。アクラモールの中は高級な化粧品が売られていたり香水のにおいがしたりして、日本の百貨店に似た雰囲気を感じた。モールの外と中でこんなにも格差がある状況を目の当たりにして動揺してしまった。目的のsimカード購入時には、「中国人が1度に5人も来た」というような態度をとられた。客側としたら何のしようもないし、1時間後には会議もあるし、早く終わらせたい気持ちで頭がいっぱい。購入後すぐ事務所へ向かい、30分遅れで会議が始まった。会議はガーナ稲作生産性向上プロジェクトに携わるJICA専門家、ボランティア調整員、大学連携派遣の二人が参加した。目的は顔合わせ、特に私向けたプロジェクトの紹介。今後は定期的に報告会が開かれ、専門家と隊員間での意見交換が期待される。私は赴任後2～3ヶ月のタイミングで活動案を発表することが決まった。任地へ行く前に目標ができてよかった。