隊員生活387日目/帰国まで203日

8月28日(木)乾燥機の試験運転のため専門家らが任地へ来訪。IRRIの平型乾燥機をモデルにした本機は一度に最大4tの籾を乾燥可能。精米所の天日乾燥スペース節約、乾燥作業の効率改善、過乾燥による胴割れ防止などが期待される。

天日干しの場合、シート1枚で10袋(約1t)の籾を3-4日かけて乾燥する。天候に左右されやすく、特に日差しが強い場合は過乾燥で割れ粒が増え、品質低下を招く。乾燥スペースも足りておらず、機械導入による使用面積の節約も期待されている。

乾燥機による乾燥作業の所要時間は8時間。今日は前半の4時間のみ稼働し、続きは明日やることになった。専門家の出張が今日限りのため、明日の作業監督は私が任される形となった。重大な責任を伴うプロジェクト関連の重要な仕事。作業工程を事前に確認し、慎重に臨みたい。

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