隊員生活316日目

6月18日(水)JICA中部でのイベントがいよいよ来週末に迫る。今日は職員の方々と最終打ち合わせ・リハーサル。音声の不調やタイムラグが発生するリスクを把握できた。発表当日はガーナ時間深夜0時。日本との距離を改めて感じる。

停電時に備え、事前にスライドを共有。最悪の場合、全編ビデオメッセージとなるそう。それもまたアフリカらしいが、今までの準備が報われない悲しさもある。当日の天候や電波状況が良好であることを願う。

夕食はジョロフライス。材料を買い揃え、ホストマザーのレシピを再現。味はそこそこだが本物にはあと一歩及ばない。旨味と口触りの滑らかさが足りない。今回省いた「材料をすり潰す行程」が重要かもしれない。日本で振る舞えるよう、帰国までになんとか作り方を習得したい。ミキサーかガーナ版すり鉢の購入を検討する。

ちなみに今朝は強烈な薬品の匂いで目が覚めた。原因はヘビ・サソリ防除のために隣人がお願いしてくれていた除草剤散布だった。換気のため夜間は網戸(施錠あり)にしている。家を囲うように散布されたことで部屋の中に農薬の香りが充満していた。目覚めたあと徐々に呼吸が苦しくなり、咄嗟に口を塞いで外へ飛び出した。家から10mほど離れたところで匂いが薄れ、息を整えられたことでことなきを得た。

日本だと薬剤散布の際は予告があったような、無かったような。今回もし、あと少しでも眠りが深かったらと考えると寒気がする。これがアフリカで「死は身近な概念」と言われる所以か。

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