6月7日(土)スマホのデータ容量がついに無くなる。ガーナにはMTNとTelecelという2大携帯会社がある。Telecelは比較的新しいため地方で電波が通じないことも多く、任地では基本的にMTNの回線を利用している。そんなMTNのデータ容量(通称バンドル)が今日で底をついた。
バンドルはモバイルマネー(通称Momo)をチャージすればすぐ購入できる。しかし、手持ちの現金も残り少ない。もちろん任地に銀行はない。加えて、明日はアクラへ行く用事があるためホテル代を確保しなくてはならない。
結局、近所の唯一のMTNショップが休みだと分かり、バンドルチャージは見送った。朝からの豪雨で出勤が憚られたのか、朝昼晩と電話しても繋がらなかった。店は基本土日休みのため、次のチャンスは月曜日。ダメもとでTelecelを試すも相変わらずの通信速度。よって、約2日間の強制デジタルデトックスが始まった。
今日はスクリーン生活から脱却し、雨音と鳥の囀りを聞きながらのんびりと過ごした。想像以上に心が安らぐ。夕方にはバンドルのことなど忘れ、人間らしい生活を送っていた。せっかくのガーナでの農村生活。スクリーンや膨大な情報から距離を取り、もっと自然を感じてみるべきかもしれない。
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