隊員生活293日目

5月26日(月)FS生産圃場での移植の現場を視察。FS(Foundation Seed;原種種子)生産では一本植えが基本となる。丁寧さが求められる作業のため、速さが自慢の移植業者は大変やりづらい様子。それでも2時間で3分の1の面積を終わらせていた。今回の圃場は1エイカー(約4反;4000平米)。作業効率は2時間半で1反といったところ。ちなみに一本植えでなければ3、4時間で終わるという。

作業員曰く、外資系企業への人材流出等により移植業者は年々減少しているらしい。また移植は人件費が高いため、直播に切り替える農家も少なくない。今後配属先には、適正技術の導入とともに農家の実情に合わせた技術普及が求められるだろう。

今日は初めて自転車で圃場間を移動。移植の現場から試験圃場まで約5kmの道を往復。道中は水路や作付の状況を確認でき、普段の車移動よりも多くの情報を得られた。今後も安全面に十分配慮しながら自転車での巡回を続けていきたい。

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