3月13日(木)今期最後の農家向け技術研修2日目。
主な内容は収穫後調整に関する技術指導。今回は開始前に時間を頂き、農家の栽培技術に関する聞き取り調査をさせてもらった。準備から実施まで全て自分で行った。ある意味これが初めての活動とも言える。そして、初めてであるが故に、想定外の連続で苦労することとなる。
①識字率
今回の調査では質問用紙を配布し、各自で記入してもらう方法を想定していた。しかし、配布後まもなく、文字を書けない農家数名が私のもとへ。結局私が一人ずつ聞き取り、記入する形に。その後も質問の意味や記入箇所がわからない人が続出。記入が完了した農家に手伝ってもらいながら、何とか13人分の情報を集められた。質問の文章や記入欄のデザインは、農家向けに更なる改良が必要。
②単位
収穫量を収穫後の袋数で把握する農家は多いが、袋の単位にも種類があるらしい。maxとmini。前者は90kgの大袋、後者は50kgの小袋を指すらしい。大袋は小袋の1.8倍だが、2倍と理解している農家が多く、回答値の信憑性は少々怪しい。ちなみに、トン/ヘクタールなど単位面積あたりの収量を把握していた農家はゼロ。同一の単位による収量の推定方法を農家に普及できれば、収量データの回収コストや精度が改善すると思われる。
③習慣
今回の調査用に、自費で鉛筆を12本購入した(参加想定数15)。調査中は、敢えて筆記用具の返却を促す指示はしなかった。結果、予備2本を除く10本を貸し出し、返却されたのは7本。質問の個人対応に追われ始めた頃、鉛筆の不足に気づいた。ガーナの文具は基本安価なため、会議等で参加者に無料配布されることも多い。文具を使い回すという発想は彼らの文化体系に即していなかったと反省。以降は配布する前提で予算を組んでも良いかもしれない。
集めた情報は研修内容の改善や、配属先の諸問題解決に役立てられる予定。調査結果は主計が完了次第報告する。



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