隊員生活165日目

1月18日(土)ウガンダ稲作研修6日目。

①アクションプラン作成
5日間の研修を振り返り、任地でのアクションプランをCPと作成・発表。
今回、最も印象的だったのはMusomesa Field School(MFS)。私の配属先では、農家向けの技術研修を慣習的に実施している。一方、人手不足のため普及促進や研修後モニタリングが十分に行えていない現状がある。MFSでは基準を満たす農家を先生として認定できる。この仕組みは普及員の人手不足解消に役立つ可能性があるため、任地での活用を検討したい。もちろん、人材確保など課題は山積みだが。

②Owino市場調査
Owinoにある「Salongo Enterprise」を視察。月間販売量はコメ1000kg、ポショ500㎏、キャッサバ粉300㎏、ミレット粉200㎏。米需要の高さが分かる。
主要な品種はKaiso、Super、SuperKaisoの3つ。Kaisoなどの地元米が安くて人気。Super TZ、Super Mbaleなど同品種でも品質や産地によって区別していた。値段が変動した場合、顧客は普段買っている品種でなく、より安い方を選択する傾向がある。

③Mega Standard Market視察
首都カンパラの大型スーパー「Mega Standard Market」を視察。月間販売量はコメ1〜2t、ポショ10t、キャッサバ粉50㎏、ミレット粉3t。大型施設だけあってOwinoとは販売量が桁違い。また、Owinoでは米の販売量が最大だったが、ここではミレット、ポショに続いて3番目。消費者の個人属性に何らかの違いがあるのだろうか。

コメは20社以上から仕入れており、国内産が80%、輸入米が20%。販売価格はOwinoの約2倍。パッケージングされたブランド米が多いためか。ただ、値段が倍ならローカル市場で米を買う人も一定数いるはず。高所得層の品質に対する強いこだわりか、品種のブランド力か、はたまた。

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