1月14日(火)ウガンダ稲作研修2日目。
①イネの病害虫対策
主なイネの病気、害虫について講義を受ける。ウガンダではイネ黄斑ウイルス(RYMV)の被害が多く、耐性品種の開発や普及に取り組んでいるとのこと。
②イネ概論
ウガンダの稲作に関する講義を受けた。1902年に初めてイネが持ち込まれ、1942年に西部で栽培が始まった。
2002年にNERICAが導入され、陸稲栽培が普及。それ以降、ウガンダのイネ収量は増加し続けている。現在、小規模農家が80%、大規模経営が5%を占めている。
タンザニア、パキスタン、タイ、ベトナムなどの輸入米も多い。もともと輸入米70%、国産米30%だったが、現在は逆転している。
③陸稲技術研修
ポスター研修と播種の実技演習。播種法は、すじまき、ばらまき、点まきの3つ。播種の量や間隔を体の部位で測定する方法がいくつも紹介された。道具なしで簡単に実践できるため大変実用的。講師の名前はミスターライス。舞台役者顔負けの演出で参加者を引き込んでいく。
④水稲技術研修
ポスター研修の後、全員で田んぼ作り。各自クワ一本を渡され、更地の上に畦を立てていく。均平化も人力では一苦労。ガーナで1人1エイカー耕していることの恐ろしさを実感した。その後、苗床作りと移植も実践。



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