ガーナ43日目

9月18日(水)CPと朝8時に事務所集合のはずが,姿が見えず連絡もなし.待つ間に洗濯を終え,英語の勉強.しかし,2,3ページ進んだところで大雨が降り出し,すぐさま回収.濡れた体を拭き,勉強を再開した途端CPから連絡が来た.これがリアルなガーナ稲作隊員の朝.

今日は「KIS WORKSHOP」の事務所で作業を見学.種子用の籾を手動の唐箕で選別.取手で内部の羽を回転させ,風を起こす.軽い未熟な籾は正面へ排出され,重い成熟した籾は側面から回収できる仕組み.

私も作業を体験.左手のレバーで籾の投入量を調節しながら,右手は高速で回し続ける.数分の体験でもかなりの疲労感.彼らはこれを4人交代で7時間以上行う.体力の差は歴然.

体験後は事務所内の整理整頓を進めた.意外にも器具は豊富.SPAD計,テンシオメータ,オーガーなどがある.粒数計や精米機は不調にため,収量調査は方法に工夫が必要.まずは三重大学の調査室と同じく,物品管理の徹底を目指す.

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