Rice Field Seminar

産官学の月例水田勉強会。土地利用型農業の規模拡大がテーマ。

規模拡大の過程では、際限なく資源投入できるわけもなく、作期分散による効率的な資源利用は避けて通れない課題。コムギ栽培における早期播種(11月初旬播種)は作期分散の簡便な方策だが、春コムギ品種では1~2月の凍霜害の危険性も。麦踏みによる凍霜害回避効果とメカニズムを圃場レベルで解明。

粗飼料専用水稲品種「たちすずか」と「たちあやか」。極短穂と称されるように食用品種に比べて極小の穂。巨大なバイオマスを支えるためか、巨大な根系を発達させ、そこへデンプン、糖、窒素を多量に蓄積。粗飼料専用品種は土壌への残差還元がなく収奪的と言われるが、実は根系が地力維持に貢献する可能性。

水本様(中農研東海)
「コムギの早播栽培における 安定多収技術の開発」
関谷(国際資源植物学)
「水稲根系における出穂後の非構造性炭水化物と窒素の蓄積」

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