三翠「学生」ゼミ

第13回三翠ゼミを開催。今回は三翠「学生」ゼミの枠組みで博士課程後期(ドクターコース)の学生がそれぞれの研究成果を紹介。樹木、スナメリ、水稲、肉牛、といった多岐にわたる研究分野からエントリー。さすがは国内屈指の多様性を誇る生物資源学研究科。博士号を取得し新たなステージへ飛び出す学生や、博士号取得へ向けた茨の道を苦しみながらも楽しんでいる学生、彼らに続いてこれから茨の道へ進もうとする学生。知識を渇望し分からないことを分かりたいと思う新鮮な感覚。この年代から「多様性」を自身に取り込むことは非常に大切。年齢を重ね、専門分野の「常識」に囚われがちな我が身を大いに振り返る良い機会に。議論が白熱し予定時間を2倍も超過した盛会に。

松永寛之(森林資源環境学)
「樹木の幹枝表面における水分の吸収と放出に外樹皮の形態が及ぼす影響」
寺田知功(魚類増殖学)
「鳴音の可聴範囲と個体間距離からみたスナメリの社会性」
村井朝香(国際資源植物学)
「水稲根系による養分獲得の実態に迫る」
股村真也(草地・飼料生産学)
「近赤外分光法を用いた肥育牛の糞中デンプン含量の測定」

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