耕作放棄地でのゴマ試験(1)

三重大学に隣接する栗真町屋町の耕作放棄地でゴマの栽培試験を始めました。担当の学部4年生の頑張りで順調に出芽してきました。ゴマは健康食品に位置付けられるので、その成分に関する研究は大きな蓄積があります。一方、 栽培研究は 我が国だけではなく世界的に見ても、あまり大きく進展していません。そこで本試験では、ゴマの基礎的な生理を知るために、窒素施肥水準を変えて、成長速度、開花速度、収量がどう変化するのか調査します。九鬼産業さんの全面的なご支援を得て、担当学生が自ら実験計画を立案し、それを運用しています。耕作放棄地の活用だけではなく、ゴマ研究の進展など、色々な意味で楽しみです。

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