タンザニアの稲作研究に新しい展開です.

山口大学の東京事務所(於東京工業大学キャンパスイノベーションセンター)でタンザニアの稲作研究に関する会議がありました.私は山口大学の荒木先生,坂口先生,東京農工大の桂先生とTAN-J-RICEというグループを作り,「タンザニア水稲の水利用効率改善技術と農民間普及アプローチによる技術普及法開発」と題したプロジェクトを実施しています.キリマンジャロ山の山麓に位置するキリマンジャロ農業技術者訓練センター(KATC)を拠点にローアモシ灌漑地区(LMIS)などで節水栽培技術を試しています.国際農林水産業研究センター (JIRCAS)もKATCおよびLMISを拠点にタンザニアでの節水稲作研究を開始することになったそうです.今回の会議で,TAN-J-RICEとJIRCASがタッグを組み,タンザニアでの節水稲作研究を推進することで話がまとりました.プロジェクトの科研費が来年度で終了するため,明るい展望が開けて本当に良かったと思っています.

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