2025年8月4日 早朝、ホストマザーが朝食を私の家まで持ってきてくれた。昨日はできなかった蚊帳の水洗いまでしてくれた。蚊帳に含侵している防虫剤が肌の炎症を起こす可能性があるため、使う前に洗う必要があるらしい。
今日は現地語訓練初日。ボルタ州で使われている「Ewe語」を習う。訓練場所は配属先事務所であり、初めて勤務先を訪問することとなった。まずはその場にいた職員の方々に挨拶をした。ナショナルサービスとして勤務する方が訓練を担当する先生。大学では語学を学んでいたらしい。今日は基本的な挨拶、マーケットでの値段交渉に使うフレーズ、自己紹介、アルファベットの発音を教わった。外国語で外国語を学ぶ初めての経験。盛りだくさんな内容だったが脳内をフル回転させていたらあっという間に終わった。1日4時間の訓練が10日間続く。目標はEwe語で挨拶や自己紹介できること。
訓練後はお買い物に連れて行ってもらうことに。なんとトーゴとの国境付近にあるメルコムショップ(アクラでもお世話になったショッピングセンター)に連れて行ってくれるという。一回は訪れたかったトーゴ国境に赴任2日目で行けるとは思っていなかった。家電などが揃う店はそこしかないのだろう。ホストマザーの弟?(精米業者)の運転で約1時間で到着。とりあえず思いついたものを全て購入。ホストマザーもここぞというばかりに爆買いしていた。
家に帰ったら早朝に干した蚊帳を設置してくれた。ベッドに木の棒を固定しそこに蚊帳を吊り下げる必要があるが、もう遅いので、一時的にと四方に打った釘に蚊帳を結びつけてくれた。ガーナ人の対応力に驚かされる。(私からすると)過酷な環境で鍛えられた対応力なのかと思う。私も彼らと同じように生活する第一歩を踏み入れていることをうれしく思う。




Comments are closed