6月16日(月)試験圃場で簡易的な生育比較。無処理区と処理区から3本ずつ苗を採取し、草丈や根の長さを比較した。私がサンプリング方法(採取数、根の損傷、採取場所など)について追求するも、「今回はこれで良い」とCP。こうして時々、配属先が研究機関ではないという事実を思い出す。統計学的な有意差より直感的・視覚的な違いを重視する傾向があるのかもしれない。
海外生活の良いところは、日本人とは全く異なる視点での評価や気づきを得られること。ガーナ生活もかれこれ300日以上。新たな自分を発見する瞬間は何度かあった。ガーナ人は自分なりの意見を持ち、主張できる人が多い。彼らに触発され、最近は私の中でも「自分の信念」のようなものが形成されつつある。貴重な経験で得た貴重な気づき。丁寧に記録し、帰国後のキャリアに役立てたい。
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