5月1日(木)明日のToTに向けた準備。
明日の乾田用直播機の試験運転に備え、機械にセットする種子や肥料を準備。今回用いる種子には「プライミング」という処理が施されている。プライミングとは種籾を一定期間浸漬・乾燥し、発芽過程を人工的に進める技術である。水温30℃で12時間浸漬した場合、無処理に比べて浸種時間を約18時間短縮できたという報告がある(JIRCAS)。
今回の種子は30℃−12時間で処理。シンプルで効果的な方法だが農家はこうした細かい仕事を面倒に感じる傾向がある。農家への普及も今後の課題となるだろう。
その後、タイヤを人力で回しながら種子や肥料の排出量を確認した。調節用部品は複数存在するため、様々な方法を試しながら微調整を繰り返す。苦労の末、なんとか基準量が安定的に出るように調整できた。明日のToTではこの調節方法を関係者らに説明する。



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