3月4日(火)山形大学の先生方がKISを訪問。JICAの専門家も同行し、デモ圃場、農家圃場、精米所などを視察。
昨日の暴風雨により、多くの圃場で激しい倒伏が見られた。ただし、移植された圃場を除いて。
KISでは、メジャー期(4-9月)に移植、マイナー期(10-3月)に直播するのが定石となっている。直播は移植より人件費が圧倒的に安く(10分の1)、節約目的で直播を選択するらしい。
今回、倒伏被害に明らかな差が見られ、移植の重要性がさらに明白となった。農家の課題は言うまでもなく人件費。移植の機械化や播種法の改良など大々的な変化が求められる。
気候変動対策が世界的に急がれるなか、この低コスト低リターン栽培はいつまで続けられるのか。



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