ガーナ72日目

10月17日(木)クマシ研修1日目は稲垣隊員の任地「Tepa(テパ)」を視察。

精米所では旧式の精米機を用いており、割粒がKISに比べて多い。色彩選別機はなく、赤米も含まれていた。一方、米糠の活用は進んでおり、家畜用として一袋40GHSで販売していた。しかし、籾殻はここでも処理に困っていた。

JICAの天水稲作プロジェクト「TENSUI」のサイトも視察。栽培品種はAGRAで、栽植密度20×30cmの一本植え。分げつ数が異常に少ないように感じた。実際の栽植密度が密植気味になっていたことが原因かもしれない。

脱穀は木の板に穂を叩きつけて行う。飛び散ってしまう籾も多く、収量ロスの要因となっている。収穫後プロセスにはまだ改善の余地がありそう。

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