ガーナ49日目

9月24日(火)カウンターパートの車が故障し,圃場見学は中止.彼はバイクで外出.残された私はしばらく事務所で読書した.読んだのは熊野孝文著「ブランド米開発競争」.かつて食糧管理法下では,消費者は米の産地や品種を知り得なかった.そんな中,裏ルートで入手した新潟県産コシヒカリをとある小店が売り出す.これをきっかけにブランドイメージが定着.日本の消費者の産地や品種への関心が高まった.

ガーナ人は米の食味にそれほど関心がない様に見える.一方で,産地には多少のこだわりがあるらしい.どの小店も輸入米と地方米は区別しており,決まって後者を薦めてくる.ホームステイ先も全て地方米だった.マーケティングの手掛かりになるかもしれない.

カウンターパートの車が直るまでしばらく事務作業.KIS圃場のマップ化を進める.

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