ガーナ42日目

9月17日(火)JICA本部の方々がKISを訪問.GRIP全体の進捗確認と現場調査が目的.私も同行し,米の乾燥場や試験圃場などを視察した.

圃場では専門家が野焼きの目的を農家に尋ねる.農家曰く「漉き込み時,機械の刃に引っ掛かるから」とのこと.専門家は「日本が低速でプラウするのに対し,ガーナは高速で行う傾向がある.これが引っ掛かる原因か.ただ,野焼きはいもち病対策になるので悪くはない.」との見解を示す.その後も長年の知識と経験から,現状の良し悪しを迅速かつ的確に判断.憧憬の念を抱かずにはいられない.

視察後は全員で隣町のレストラン「Summer Spring」へ.今回は白米と牛肉シチューを注文.どこの店でも牛肉は皮ごと出てくるらしい.硬いので皮はあまり好まないが,料理はとても美味しかった.

昼食後,視察団はKasunyaを訪問し,Weta方面へ出発した.WetaにはKIS同様,「WIS(Weta灌漑地区)」がある.次に三重大学から派遣される隊員はWetaに配属予定.

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