第4回「三翠ゼミ」を開催。今回は「三翠Diversity」の枠組みで白水先生(植物医科学)と木村先生(海洋生態学)が陸と海の生物多様性について講演。
白水先生は「陸の日陰者:菌類の多様性」と題し、圧倒的な種数を誇る菌類の世界を紹介。環境DNA解析により解き明かされる菌類の多様性の実態は「種とは何か?」という根源的な問いを投げかけていることを分かりやすく解説。
木村先生は「海の日陰者:底生生物の多様性」と題し、圧倒的な動物門数を抱える海洋の底生成物について解説。生物資源学部が誇る練習船「勢水丸(セイスイマル)」は調査航海や実習航海の度に新種の底生生物を発見していることを紹介。その種名に「seisuiae(セイスイアエ)」「seisuimaruae(セイスイマルアエ)」等が付されているという事実には単純に驚くと同時に、生物資源学部の一員であることに誇らしさを感じさせてくれた。
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