つじ農園を舞台にした社会調査演習が3年目を迎えました。それにしても、つじ農園とは不思議な空間です。そもそも三重大学生物資源学部がここで演習授業を展開しているのも不思議ですが、本日は東京からやってきた映像クリエーター達が軽トラで苗を運んでは田植機に苗を積み込んでいるのです。農園を舞台にした映像制作に取り組み、自ら作業を体験することで映像に「力」を醸し出そうとしているそうです。その傍らで園長は農水省の職員と事業計画を打ち合わせています。私は学生の面倒を見る立場ですが、ついつい不思議空間の構成員の話に引き込まれてしまいました。まあ、学生は田植え作業に忙しかったので、私の面倒は不要だったようですが。これから1年間を掛けて酒米の栽培試験、消費者需要調査、食味志向調査などに取り組んでいきます。
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