酒米の栽培(46)

若戎酒造さんでのインターンシップが無事に終了しました。 修士1年生は、半年に渡って醸造の各工程を体験させて貰いました。醸造に関する文字情報を実体験することで、酒米研究に深みを増したはずです。また、社長をはじめ蔵人の皆さんと濃密な時間を過ごし、大いに社会経験を積むこともできたはずです。最後の日には、搾りたての清酒と社長の手料理で送別会も催して頂きました(写真)。私も参加させて頂き、楽しいひと時を過ごすことができました。ちょっと飲みすぎました(笑)。

ちなみに、令和元年産の酒米は非常に糖化しにくく、杜氏泣かせだったようです。登塾期間中の高温が原因ではないかと議論されているようですが、どうなんでしょう? 高温がコメの外観品質を低下させるメカイズムはよく知られていますが、醸造における糖化速度にも大きく影響するのかも知れません。この辺りをもっと勉強しないといけません。

Tags:

No responses yet

コメントを残す

Latest Comments

表示できるコメントはありません。