昨日は「種きり」を体験しました。種きりとは、麹室に引き入れた蒸米に麹菌を振る作業を指します。蒸し立て熱々の米をある程度まで冷まし、室温38度の麹室で均等に広げます。そこに、種麹を篩に入れて撒きます。
蔵によっては、杜氏のみが種きりに携われるのですが、若戎さんの高松杜氏は他の蔵人にもこの作業を許してくれます。その後の管理を高松杜氏がしっかりするので大丈夫という考えだそうです。ということで、年1回は社長さんも鑑評会出品酒の種きりに携わるそうです。最後に、米全体に種麹が行き渡るようにかき混ぜ、一つにまとめて寝かせます。
HPには麹菌をふっている動画もあります。一旦ふり始めると菌が舞わないように静止しなければならないのでカメラ位置が少し遠いですが、ご容赦ください。
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