ゴマの栽培技術(3)

ゴマの現場見学会とセミナーに参加してきました。九鬼産業さん、井関農機さん、杉野農園さん、モリファームさん、三重県、農研機構が研究コンソーシアムを形成し、「既存の機械を活用したゴマの収穫・乾燥・調製技術の機械化」という課題に取り組んできたそうです。実需者である九鬼産業さんがコンソーシアムの牽引役となることで、研究成果が市場へ流れる道筋が見えているという理想的な研究体制です。戦後、 機械化の遅れにより、ゴマの栽培面積は急速に減少していきました。コンソーシアムは収穫以降の機械化に成功し、ゴマの大規模生産を後押しする体制を整えました。ゴマ収量の年次変動は激しく、ゴマ栽培の採算が取れるには収量の高位安定が必須のようです。次は、栽培研究ですね。

コンバインによる収穫
コンバインによる収穫
さく果(ダイズのさやのような形状)の排出
(脱粒による損失を軽減するため脱穀までしないことが重要だそうです)
脱穀
唐箕

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