講座合同ゼミ(6)

国際・地域資源学講座の合同ゼミを開催しました.今回は,当講座から生物資源経済学の中島先生が「文理融合の消費者需要分析の可能性」と題して,消費者需要を分析する経済モデルの中に自然科学系の手法で測定した項目を導入する方法(例:イチゴの香り成分に対して消費者がどれだけ金銭を支払う意思があるかを測定)や,経済モデルを自然科学系の研究に導入する方法(例:実験を実施せずに農業センサスなどの観測データを利用して新規導入技術の効果を明らかにする)を紹介してくれました.文理融合研究を推進する具体的な方法論が示されたため,自然科学系の参加者を大いに刺激し,休み時間を含めて活発に議論が交わされました.また,吉原先生(国際資源利用学)の指導する学部4年生が「動物のストレスとルーメン微生物による消化」と題して飼育環境によるストレスがヒツジ第一胃内の微生物相と飼料消化性に与える影響について紹介してくれました.

 

 

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