三重県工業研究所(1)

三重県工業研究所を訪問しました.研究所の「食と医薬品研究課」は,酒米研究会の実施する全国酒米統一分析における三重県での分析を担当されています.酒米研究会の指定する資機材を使用して,全国標準試料である新潟県産の「山田錦」に加えて,三重県産の「山田錦」,「五百万石」,「神の穂」,「みえのゆめ」の吸水性や消化性を検査するそうです.各品種の玄米含水率を13.8%に揃えた後,70%に精米して検査に供試します.数週間かけて目標含水率を達成し,ようやく本日の精米を迎えたそうです.精米時,どうしてもコメが熱にさらされるため,含水率が変動する可能性があります.そのため,約1週間静置して含水率を確認し,問題なければ検査に回されるそうです.年明けが楽しみです.

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