農業生産法人訪問(4)

本日は,大内山酪農農業協同組合に所属する鳥羽,志摩,玉城の生産者を訪問しました.草地・飼料生産学の近藤先生が三重県中央普及センターの皆さんと「たちすずか」発酵粗飼料(サイレージ)をサンプリングするのに同行させて頂きました.各生産者さんは伊勢アグリ・トラストの生産した「たちすずか」発酵粗飼料を乳牛の飼料に利用しています.逆に生産者の多くが乳牛の排せつ物から作った堆肥を伊勢アグリ・トラストの水田に還元しています.いわゆる耕畜連携による物質循環の形です.飼料イネの普及には補助金が大きな影響力を発揮していることは確かなのですが,大内山酪農協では消費者側,特に生協の強い要望で循環型乳業に乗り出し,その一つの形として「たちすずか」発酵粗飼料を選択したという経緯があるそうです.現場では,生産者の皆さんを始め,組合の職員さん,全酪連の職員さん,獣医さんのお話も伺うことができて大いに勉強になりました.

 

 

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