コムギ後期重点型施肥【中央農研、2016‐17】(9)

中央農業研究センター東海輪作体系グループ(於津市安濃町)の実施するコムギ栽培試験に参加してきました。収量構成要素の測定です。今回は,お手伝いというよりも,学生が測定方法を勉強する機会になっています。備忘録的に・・・・①坪刈りしたコムギ植物体を脱穀します。②脱穀された粗子実の重量を測定します。③2.2㎜縦目篩をもちいて,粗子実から未熟粒を篩落とし,残った整子実の重量を測定します。②2.2㎜縦目篩から篩い落とされた「未熟粒+夾雑物」を1.7㎜の縦目篩に掛け,夾雑物を篩落とし,残った未熟粒重を測定します。③穀類水分計を用いて,整子実の含水率およぼ容積重を測定します。④粒数カウンターを用いて,整子実30g中の粒数を測定し,1000粒重を算出します。あらかじめ計測しておいた穂数と①~④で計測した値を利用すると,穂数,一穂粒重,一穂粒数,単位面積当たり粒数,一粒重などの構成要素を算出できます。今回は,ここまでの作業ですが,この後,別の植物体を使って稔実小穂数などを計測します。

 

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