【講義】資源植物学(1)

私が担当する授業「資源植物学(E)」では,受講生が班に分かれてコンテナでイネを栽培します。とにかくどんな方法を採用しても良いので,コンテナ当たりの収量が最大になった班がボーナス点を貰えるという競争です。品種(コシヒカリ,あきたこまち,ナツヒカリ,ヒデコモチ),栽培場所(温室または屋外),培土,栽植密度,施肥量(施肥法),水管理は全て自分たちで調査した結果に基づいて決定します。これまでの講義では,各人の作成した栽培計画に基づいて班内で議論し,班としての栽培計画を作成して貰いました。昨日は,その計画に従って,培土を作成し,苗を移植しました。生育期間中は,生育調査報告書を提出して貰います。計画書の作成に当たっては,私は一切何も教えていませんが,それなりの計画が仕上がってきました。本授業は英語科目になっているので,計画書や報告書は英語で執筆して貰います。教科書も英語です。さあ,どうなることか。ちなみに,この講義方法は,応用環境情報学の福島先生との議論から思いついたもので,私はFukushima methodと呼んでいます。

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