久居農林高校を訪問しました。三重大学では教職実践演習という講義の一環で久居農林高校の授業を視察します。私は本講義の担当ではないのですが,同校との連携を模索するために視察に同行させて頂きました。同校では,食品コースの生徒さんが食材の生産される過程を学ぶために水田での稲作実習を実施しています。大学の農場実習に近い位置付けのようです。田植えや稲刈りの際には近隣の園児・児童も参加する市民農園のような機能も果たしているとのことです。そうした水田の作業に三重大学の学生が参加する可能性を校長先生に打診したところ,逆に先方から,圃場試験などを実施して貰えれば尚良いとのご提案を頂きました。大学生が日常的に高校内で活動する機会を作り出せば,高校生に対して大きな刺激になるとお考えのようです。今後の議論が楽しみです。
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