古戸(太田)怜奈さん

インタビュー

  • 大学での一番の思い出は?

稲の栽培をテーマとした卒論・修論の研究です。大学内に田んぼを作るところから始め、夏の暑い日の作業や植物体の分析など、研究室の人や友人に協力してもらいながら取り組みました。わからないことや慣れないことも多く、とにかく一生懸命でした。大変でしたが仲間との楽しい思い出もあり、何より自分なりにやり切れて良かったなと思います。

  • 大学院で学び今の仕事に役立っていることは?

稲作の一連の流れを経験したことで栽培過程や病害虫についての知識がつき、農家の方々とお話しする時に活きています。また、ゼミでは専門知識を身につけるだけでなく、先生による文章力の指導もあり、まだまだ未熟ですが仕事にも役立っていると感じます。計画を練って研究に取り組んだことも仕事において優先順位を立てるときに活かされていると感じます。

  • 現在の仕事の内容は?

肥料の販売促進のための企画・開発を担っています。愛知県の土地柄に合い、かつ生産者が求める肥料を開発するよう努めています。肥料が効果を発揮できるか、実際に生産者の農地で使用させていただき、効能を検証する業務もあります。

  • 高校生(受験生)へのエールを一言

大学では自分自身の選択で様々なことに取り組むことができます。その分、高校時分とは異なり、興味のあることを主体的に学べる楽しさがあると思います。将来なりたいものが定まっていなくても、少しでも興味のあることがあれば飛び込んでみてはいかがでしょうか。受験勉強は大変かと思いますが、充実した大学生活を想像して頑張ってください。