グローカル資源利用学教育コース(Glocal Resources Utilization Course)

グローカル資源利用学教育コースは,これからの農林水産業を実質的に支える人材を養成します.これからの農林水産業は,単なる一次産品の生産だけではなく,加工,販売,流通,消費,およびそれらの各段階に影響を及ぼす政策を含めた総合的な知識なしには立ち行かないと私達は考えます.また,ローカルに重点を置きつつもグローバルな視点を常に意識することが必須です.このコースでは,これからの農林水産業を正しく理解し,その将来を予測する能力を修得するため,経済・経営・技術の幅広い知識が提供されます.従来の教育体系が各専門分野を深く追及した知識を提供するのに対して,私達は文理融合および分野横断的な連携による総合的な知識の提供を優先します.1年次~3年次には,農林水産業を総合的に理解するための中核的な科目が必修科目として用意されます.その他の必修科目や選択科目では,中核科目の習得に必要となる経済・経営・技術,それらを統合する統計学の幅広い知識が提供されます. 3年次~4年次に卒業研究を遂行することで,これらの科目群によって提供された知識が個人の能力として定着することを目指します.