隊員生活379日目/帰国まで211日

8月20日(水)首都案内1日目。今日はガーナの有名スポットを回る。

①野口英世記念館
ガーナ大学病院の敷地内に位置し、日本庭園や研究関連の物品を展示するメモリアルラボがある。野口英世先生が実際に使っていた顕微鏡や手書きの書物などを拝見。福島県の野口英世記念館と比べるとかなり小規模。しかしながら、ガーナに記念館があること自体が彼の偉大さを物語っている。

②アグボグブロシー
「世界の電子ゴミの墓場」と呼ばれるエリア。リサイクルを謳って輸入されるも、使えずに不法投棄された電化製品や電子部品が山積している。現場には有毒ガスが発生しているが、貴金属を取り出すため周辺のスラム街から多くの人が訪れる。ここのゴミを使ったアート作品を手がける日本人アーティストも存在(長坂真護さん)。作品はかなりの高額で取引されており、スラム街撲滅を目指して今も活動を続けている。

③マコラマーケット
アクラ最大のマーケット。人混みが激しく初心者には難易度高めだが、食料品から衣類、生活用品まで何でも揃う。特に食料品はスーパーよりかなり安価。ガーナの大須商店街といったところ。

④ガーナ鉄道
ガーナには首都アクラとテマを結ぶ鉄道がある。北上してアチモタで折り返し、テマ方面へ向かう。今回は座席指定のVIPチケット(20セディ(約247円))を購入。JICA事務所近くのシャングリラ駅までは約1時間。気軽に列車旅を楽しみたい方はここで降りるのがおすすめ。車内は思いのほか静か。座席は年季が入っているが、座り心地は悪くない。民家との距離が近すぎること、電車に扉が常に開放されていることを除けば安全な乗り物だったといえる。

帰国までに一度は行きたかった場所もあり、案内しながら自分も色々と勉強になった。首都案内は明日で最後。引き続き円滑な進行を心がける。

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